結婚指輪は、結婚後は一生身につけるため選ぶときには慎重に検討したほうがよいです。まず、結婚指輪の素材選びですが、金属アレルギーの人は皮膚科でパッチテストを受けてから購入を選ぶのが安全です。宝飾店では、1週間程度の短期間だけ指輪を試着できるサービスがあります。結婚指輪が使われる素材のプラチナやゴールドは、比較的アレルギーがでにくい金属です。
しかし、プラチナもゴールドも貴金属としての耐久性を高めるために銅や銀、パラジウムなどのほかの金属を混ぜています。その金属に反応してアレルギー反応が出る人もいます。その場合は、医療現場の器具などで使用されているチタンなどのアレルギーが出にくい素材の結婚指輪を選ぶ方法もあります。最近は、ダイヤモンドなどの宝石がついている結婚指輪も多くなりましたが、その場合はソリティアタイプではなくアームの部分に埋め込んだものが物に引っかかりにくく、家事や仕事中も邪魔になりにくいです。
マリッジリングで使用されるダイヤモンドは、0.02ct前後の小さいものが日常でも使いやすく人気があります。ダイヤモンドを使用したマリッジリングでは、リングの周囲をダイヤモンドで埋め尽くしたエタニティリングが重ねづけもできるため、人気があります。また、指輪の外側はシンプルなデザインにしておいて、内側にメッセージや誕生石を埋め込んで個性を出す方法もあります。指輪を仕事の関係で身につけることができない人には、指輪ではなくペアのデザインになったネックレスやブレスレットをする人もいます。